深刻な海洋プラスチック問題
2021.12.09
人間活動のなかで使用された繊維くずを含むプラスチックが、きちんと処理されずに海へ流れ込んでいます。
海洋プラスチックの問題には、海の生き物や生態系に与える影響だけではなく、海を漂うプラスチックが人間の体内にも取り込まれているという「健康被害」の可能性と、もともと石油からつくられているプラスチックを生産拡大し続けることや、それらを処分する際に発生するCO2によって引き起こされる「地球温暖化」の要因も含まれています。
廃棄ペットボトルを原料としたリサイクルポリエステル素材の次は、
微生物によって物理的および化学的に分解される生分解性ポリエステル糸の開発と
普及が急務であると考えています。